2023年第13回 奈良県野球肘検診

2023年10月31日(日) 第13回奈良県野球肘検診に参加させて頂きました。
医師・理学療法士・臨床検査技師・柔道整復師・鍼灸師・看護師・アスレティックトレーナー・医療事務職の方々が連携し、少年野球選手に肘の障害【離断性骨軟骨炎】の早期発見と予防の必要性を伝え、子供たちが野球を通じてスポーツを楽しみ、心身ともに良い状態で頑張れるようにサポートする取り組みです。
毎年、エコーと理学検査を担当させて頂いています。

超音波エコーを使って肘の骨や軟骨の状態をチェックします。
外側部の障害【離断性骨軟骨炎】は痛みがない場合も多くあり、重篤化すると日常生活に支障をきたし手術が必要となる場合があります。毎年数人はこの検診で見つかっています。

理学検査では選手の話を聞きながら、肘の動く角度(可動域)や痛みの有無をチェックします。自分では自覚がなく動く角度が制限されている選手や、痛みがあるのを我慢してプレーしている選手もいます。
障害予防と同じくらい、悪化する前の早期発見も大変重要だと毎年再確認しています。

今年は、奈良県軟式野球連盟とのタッグを組まれ、過去最多【1094名】参加の検診となりました。
また、検診だけだなく、キャッチボール大会や体組成測定、熱中症予防活動、栄養相談ブースなど参加する価値がある有意義な時間だったと思います。

この肘検診を通じて予防や早期発見に意識を持ち、長くスポーツを頑張ってもらえる選手が増えて欲しいと思います。
これからもジュニア選手の大切な「今」に寄り添い「未来」に繋がるサポート・活動を今後も続けて行きたいと考えております。
来年もよろしくお願いします!!

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